第五十七番
孔雀山 報恩寺
くじゃくさん ほうおんじ
<ご詠歌>
現当の
二世の安楽
弥陀如来
こころ奥田の
報恩の寺
歩いて巡拝【まいる】
第56番 瑞境寺
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第58番 来応寺
報恩寺は大治年間(1126〜31)、野間で義朝とともに討たれた鎌田政清の菩提を弔うために乳母が建立。 永正年間(1504〜21)緒川城主水野貞守の嫡男、賢昌が再建した。この地では雨水を飲料としていましたが、弘法大師が立ち寄った際、金剛杖示した場所から水が湧き出たといいます。その晩に一夜で彫ったという石造り観音が大師像左手に祀られています。